【書評】山崎元著:「お金で損しないシンプルな真実」を読んだ感想(初心者におすすめ、お金の教本)

本の感想
損したくない人
損したくない人

お得な方法は世の中にたくさん出回っているけど、俺は、俺は、何よりも損がしたくないんだーー!!

って方におすすめの本を紹介させていただきます。

私は社会人として10年以上、資産運用を3年以上取り組んでおります。本書に出会ったのは2年前くらいかな。

「もっと早く教えてよ〜」っと言いたくなる有益な情報が本書にはたくさん詰まっています。

個人的には、社会人になる前とか結婚する前とかに知っておきたかった知識ですね。

そしたら余計なお金を失わずに済んだのに。。。ってすごく思いました。

本書は全人類におすすめなのですが、特にこんな人におすすめです。

  • 損するのが大っ嫌いな方
  • 新社会人、結婚前などターニングポイントを迎えている方

ちなみに、この本は「お金で損しないシンプルな真実」というタイトルの通り、誰にでも当てはまる真実が書いてあるので、資産が1兆円ある人でも、100万円の人でも、等しく役に立つものだと思いますよ!!

そこの1兆円持っているあなたもぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。(そんなやついねーw)

本書の結論

なんと、初めのページに結論が書いてありました。

①お金は人生の自由を拡大する手段だが、あくまでも手段にすぎない。

②お金は、たんたんと合理的に扱うといい。

③お金の運用は、他人(プロを含む)に任せるよりも自分で行う方が簡単であり、安心でもある。

山崎元著:お金で損しないシンプルな真実より引用

ってことでした。これでもうお金で損することはありませんね!!

では、これから資産の拡大に向けてがんばっていきまっしょい!!

おしまいっ

ってそんなわけあるかーーーーーっ!!

ってことですね。はいっ。ふざけました。w

本書ではこの結論に至るまでに様々な視点から考察された著者なりの答えが記されています。

特にタメになった箇所について抜粋し、私の感想を述べていきます。

若いうちは「稼ぐ能力」を鍛えよう

これは本書の第一章の第一項のタイトルです。

まず初めに、このタイトルを持ってきていることで、本書への信頼感がグッと上がった気がしますね。

要は、今持っているお金に対して損をしないだけでなく、将来得られる可能性のあるお金についても損しないように、自分という「人的資本」への投資も忘れるなよ!!ってことだと思います。

考えてみれば、お金を扱う前に、お金を得るというステップがあるわけですから。その通りですよね。

人的資本への投資は最も効率的で、これは成功者の方々が色んな書籍でおっしゃっていることです。

例えば、年収500万円の人がいて、とあるスキルがあれば、年収800万円になるとする。

そのスキルを取得するのに300万円+仕事を辞めて1年間の勉強期間が必要だとしても、

スキル取得後2年で元本回収+100万円(※)になり、次の年からは+300万円/年になる。

※スキル取得後(800万円×2年)−スキルない場合(500万円×3年)=+100万円 という計算。

という感じで、利回りすごいですよね。しかもその後も利回りは上がり続けます。

若いうちにスキルを獲得することがいかに大事かということですね。

人の稼ぐ力は何よりも優先すべきというところについては、非常に納得。

山崎元さん、もう少し早く教えて頂ければ幸いでした。w

保険はできるだけ節約しよう

保険については様々な意見があると思いますが、著者の結論にもある、「お金は、たんたんと合理的に扱うといい。」というところに繋がってくるのかと思います。

保険商品というのはとてもよく設計されていて、「保険に入っておけばよかった」ということになり得るストーリーが具体的に示されているんですよね。

なので、ここに不安や心配などの感情などを挟んでしまうと、冷静な判断が難しくなる場合があります。

著者は保険を「損な賭け」と断じています。

要は、保険会社は得をするように設計されていると。

そりゃそうですよね。

保険会社も営利企業なわけで、保険に加入した人がみんな得をしていたら保険会社が潰れてしまいます。

とはいえ、保険は「安心」を買うという側面もありますから、保険は不要!!という事ではなく、最悪なパターンを考えた場合に自分の資産や家族の協力などではどうしても補えないと判断したものは、保険に加入すべき、という事です。

保険は「めったに起こらないけれども起こった時の損害が非常に大きいもの」に対してだけ利用する。

山崎元著:お金で損しないシンプルな真実より引用

なお、「保険に加入するなら(補償内容が同じであれば)なるべく保険料が安いところを選びましょう!」と著者は申しております。

運用に目的は必要ない

これもシンプルに確信を言い述べています。

使う目的に応じて運用の仕方を考えるという意見について、著者は「違う」と一刀両断しています。

お金は、自由でプレーンな「手段」です。「使い道の自由」は、お金の便利な長所の1つです。

前もって使い道を限定すると、この長所を自ら放棄してしまいかねません。

(中略)

使いみちは、あとになって、必要な時に考えればいいのです。

山崎元著:お金で損しないシンプルな真実より引用

「お金を増やす」という目的があれば良いだけで、使いたい目的別に細かく運用方法を分ける必要はないということですね。

「お金は手段にすぎない」という著者だけに、ここについては納得感ありました。

っというのも、私は資産運用を始めた当初は使途を限定した保険にも入ってましたし、銀行口座や証券口座ごとに目的なんかを決めており、非常に使い勝手の悪いものになってしまっていました。

この著者のアドバイスもあり、今では私の資産管理はかなりシンプルなものになりました。

運用の判断を人に任せない

これについては、著者が強く言いたいことだと思い、ピックアップさせていただきました。

私は、著者のコラムなどを好んで読んだりしているのですが、このような意見を頻繁に目にするような気がします。

運用商品を選ぶ際には、それがどのような性質の商品であるのか、自分でしっかり分かった上で購入するというのが大原則です。そのために、「リスク」や「リターン」といった投資の基本的な考え方を身につけておくことは大切です。

(中略)

本書でははっきりお伝えします。結論から言うと、「お金のことに限っては、基本的に他人を信用しないことが大切です」と言うことです。

山崎元著:お金で損しないシンプルな真実より引用

この章では、重要な格言が散りばめられているのですが、最も核心の部分を抜粋です。

商品を理解し、自分で判断して売買する。

これは資産運用上で最も大事なことだと思います。

ここで言う「理解」というのはそこまで細かいものではなく、この金融商品は株なのか、債権なのか、どこの国のものなのか、過去のリスク・リターンはどの程度なのか、手数料はいくらなのか、といったことで、どこの株式が何%で構成されており、その企業の財務状況は…といった、細かい部分ではないと理解してます。

なぜ商品理解が必要かというと、いつ買って、どういう運用をして、いつ売るべきかを自分で判断できないからです。

特に、今はSNSなどで非常に有益な情報がたくさん出ており、その中には、有識者にとっては本当に価値のある情報もあると思うのですが、内容を本質的に理解していない人がその情報を鵜呑みにして、商品を購入した場合、市場の動きに応じてその商品を素早く手放す必要がある場面で、誰も教えてくれないので、売り時を逃すということがあり得るのです。

また、その情報を鵜呑みにして売買をして、損してしまったときには、自分で納得することができないですよね。自分を納得させるためにも、自分の考えに基づいた判断が必要になると思います。

なるべく増やすための運用法

著書の中で、具体的な運用法が紹介されていますが、多分に漏れず、リスク資産は国内外のインデックスファンドをお勧めされております。

著者案は、

STEP1:生活防衛資金の確保

STEP2:残りの資産を「有リスク資産」と「無リスク資産」に分ける

STEP3:「有リスク資産」は国内外のインデックスファンドに投資。(手数料の安いもの)

STEP4:「無リスク資産」は利息の高い、個人向け国債で保有。

というパターンです。王道ですよね。

私としては、無リスク資産については個人向け国債より流動性の高さを優先して、金利の高いネットバンク(楽天銀行など)を利用する方を選んでいますが、ここは個人の考え方によりますね。大きな差はないと思います。

まとめ

本書について、内容に少し触れつつ感想を述べてきました。

紹介させていただいた内容以外にも

  • 家を買うことを投資の観点から考える
  • 手数料の重要性
  • ドルコスト平均法の有効性について
  • 運用をめぐる地雷リスト

など、資産運用初心者や新社会人にとって有益な考え方のエッセンスが散りばめられています。

興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!!

おしまいっ

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