【書評】「DIE WITH ZERO」人生に対する価値観を変える名著

本の感想

なはらるです!!

「死ぬまでに、金をすべて使い切りたい」って考えたことあります?

そんなことを言い切っているこの本の著者。

著者の考え方が過激なように見えて真理をついてる、素晴らしい本でした。

こんな人におすすめ
  • 自分の人生をどのように生きていくべきか悩んでいる人
  • 漠然と貯金すれば人生が豊かになると思っている人
  • 将来に不安がある人

実はこれ、全て私に当てはまってました。

何しろ私も妻も貧乏性で、何も考えず貯金してました。。。

「お金があれば不安がなくなって幸せになれるだろう」くらいの感じで生きてきたのです。

なのでこの本の考え方は強く衝撃を受けました。

衝撃を受けた言葉とともに私の感想を書いていきますね。

今しかできないことに金を使う

これがこの本の核となる考え方です。

時間は有限であり、人生はどんどんとステージを変えながら進んでいく。

自分が子供の頃にできたこと、20代でできること、40代でできること、老後にできること、ステージの変化とともにできることや感じ方は変わっていく。

20代の時は様々な遊びや経験をアグレッシブにできるだろうが、老後には20代の時と同じことをしようとしても出来ないこともあるし、同じ価値を引き出すことは難しいだろう。と。

だから、「今」にフォーカスしてお金を使い、様々な経験をすべきだと著者は提言してます。

「お金」という代替手段を「自分の喜び」に変えることで人生が豊かになると。

「自分の喜び」ってところがミソだと思いますね。

自分の喜びにお金を使うためには、自分の価値観を知っておく必要がある。

自分が何で喜びを感じるのか。

価値観をしっかりと把握していると、そのためにお金を使える。

また、年齢によっても価値観はどんどん変わっていきます。

今の価値観に沿って、適切にお金を経験に変えていく。

言うのは簡単だけど難しいですよね。

でも私はこんなふうに考えたことはなかったので、かなり新鮮でした。

「思い出の配当」を受け取る

著者が「今」を強調しているのは、若いうちにした経験はその後も「配当」として人生を豊かにし続けるからだと主張しています。

経験はその時だけのものではなく、その後も残り続けるので、若い時に多くの経験をすると思い出話として自分の中に残り続ける。

それが人生をより豊かにしていくということのようです。

確かに大学時代に友達とアホみたいに遊んだ思い出とか、楽しかった経験って今でも思い出として残ってるなー。

結構なお金を使ってたはずだけど、いくら使ったかは記憶にない。w

でも思い出は鮮明に残ってる。

ってことは実際に「思い出の配当」を受け取る経験をしてるってことですよね。

本書を読むまで、経験しているはずなのにこのことには気づけませんでした。

なお、著者は金を使えと言ってますが、何にでも使いまくれとは言ってません。

著者自身もいくらお金を使っても「思い出の配当」を受け取れなかった時期があったようです。

それは自分にとって「価値があるもの」にお金を使えてなかったからだと。

やはり自分の価値観を知ることは人生において最重要事項のようです。

「健康」は「お金」よりも重い

当然の話ですが、「健康」がなければいくら「お金」と「時間」があっても何も出来ないですよね。

本書の中では、老衰し、ベッドの上で生活している人はいくらお金があっても使えないし、スキーに行っても滑れる回数は年齢とともに減っていくと表現しています。

通常、金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下していくと。

健康が損なわれていくからですね。

なので、引き出す能力を維持するために、健康には若い時から気を使えと言ってます。

なんか破天荒な人のようで、すっごいまともなこと言ってますよね。w

私自身が最近は健康の大切さに気づき、気をつけているのでとても心に響きました。

健康であることは人生を豊かにするための土台だということです。

気をつけていきましょう。

人生のステージの移行(小さな死)

「人は生涯を通じて何度も小さな死を経験する」

本書の中で、私が最も感銘を受けた部分かもしれません。

人生のステージはどんどん移行していきますが、そのことを著者は「小さな死」と表現しています。

具体的な例として、著者が娘に「くまのプーさん」のアニメを見ようと提案したところ、断られたエピソードが出てきます。

娘は成長し、父親と一緒に「くまのプーさん」をみることでは、昔ほど楽しめなくなったということ。

これは著者に言わせれば「小さな死」であると。

少し大袈裟な表現かもしれませんが、今まで当たり前に出来ていたことが急に出来なくなるということ、そしてそれが2度と戻ってこないことを表現するには適切なのかもしれません。

このストーリーを読んで、私自身も当たり前にこれからも遊べる、いつでも出来ると思っていたことが急に出来なくなったことを思い出しました。

お互いに家族ができたことで大学時代の友達とは昔のように自由に頻繁には遊ぶことはできません。

これも自分が経験している「小さな死」のひとつですよね。

今に目を向けると、いつかは子供とも今のように遊ぶことはなくなるだろうし、両親とも今と同じように会話したりはできなくなるかもしれない。

そんなことを考えると、とても「今」が愛おしくなってきました。

今ある幸せはいつまでも続かないことを忘れずに日々生活していくべきですね。

まとめ

本書はこれまで考えてきたこともないような視点で、誰もが経験する人生の悩みに対して、ズバッと著者なりの回答をしてくれている良書でした。

貧乏性でお金を使うことに抵抗があり、何も考えずに貯金してきた私にとっては、頭をガツンと殴られたくらいの衝撃を与えてくれましたね。

上記で紹介した内容以外にも、

  • 「健康」「お金」「時間」のバランス
  • 死ぬまでにやりたいことリスト(タイムバゲット)の作り方
  • 資産を取り崩し始めるタイミング

など、とても有益な内容が盛り沢山な本です。

この本の内容については、自分たちで経験していきたいし、将来は子供にも伝えたい内容です。

今を大事に生きることが、将来の幸せにつながる。

そんなことを考えさせられる一冊でした。

これからも度々読み返しながら、人生を豊かにしていきたいと思います!!

おしまいっ

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